事故車の売却に関しては、「買取業者」と「下取り業者」の使い分けも重要なポイントです。使い分け次第で査定額に大きな違いが出るケースもありますので、ぜひここで勉強しておきましょう。
まず、多くの方の勘違いとして、「事故車は下取りに出した方が高く売れる」という認識があります。確かに、下取りの方が高く売れるケースもありますが、逆に買取業者の方が圧倒的に高く買い取ってくれるケースもあるのです。その仕組みを解説していきます。
下取り業者があなたの事故車を査定する場合、車種や年式などを基準に「下取り基本価格表」を参考にします。「この車種、この年式ならこの値段」と決まっており、そこから事故のダメージの状態などを確認して最終的な査定額が提示される仕組みです。
一方、買取業者の場合は、「業者のオークション市場での価格」が目安となります。「オークションでの価格は○○万円か。じゃあ、そこから事故の状態や破損を見て最終的な査定額を出そう…」が、買取業者の手法なのです。
さて、上記の通り、下取り業者の場合は金額の目安は決まっているのですが、オークション市場での価格変動は非常に大きいものです。「先月まで高値が付いていた車も、今月は安い…」ということが日常茶飯事に起こっているのです。
もちろんその逆も考えられます。「先月まで安値だったのに、今月はすごく高くなっている!」という場合もあります。仮に、「今のオークション市場で高く売れる車」があなたの事故車と合致している場合は、やはり買取業者にお願いした方が有利になるのは言うまでもありません。
だからこそ複数業者による査定が重要なのです。複数業者の中に、下取りと買取の両方を入れておき、価格を比較するのです。そうしておけば、「どちらの方が有利か?」が分かるため、賢い使い分けが可能となります。
なお、下取りor買取の査定額にほとんど差がなく、また、新しい車の購入を検討している場合は、購入先であるディーラーに下取りをしてもらった方が便利ですね。購入と売却の両方を同じ業者で出来るため、手間を大幅に省くことが出来ますので。
