「車で大きな事故を起こしてしまった…。もう廃車にするしかない…」と思われる方も多いと思います。たしかに、どうしようもない事故であれば廃車の選択肢が最優先されるのですが、事故車を専門的に買い取ってくれる業者の存在も覚えておきましょう。
と、ここで1つの疑問が湧いてきます。「なぜ事故車なのに買い取ってくれるのか?」という疑問ですが、まずは基礎知識として、「事故車に値段が付く理由」を理解しておきましょう。
事故車に値段が付く理由は、主に以下の2つが考えられます。
■修理次第ではまだまだ走行可能
■パーツに分解して売れるため
まず、事故といえども「事故の規模」は様々です。車の根幹にかかわる部分に大きなダメージがない場合は、修理をして中古車として売却することが可能です。事故車買取業者はそれを見越して、「修理費用と修理費用を差し引いた買取金額」を提示してくるのです。この時点で、僅かでも値段が付くなら売却する価値はあると思われます。自分で廃車にする場合はコストがかかるため、少しでもお金が入ってくるなら売却した方がメリットは大きいでしょう。
さて、次の理由ですが、「パーツに分解して売れるため」も考えられます。日本ではそれほど人気がないパーツであっても、海外の根強い日本車人気はすごいものがあります。その場合、業者が買い取った車を分解して、売れるパーツを取りだします。それを輸出したり、あるいはパーツを取り除いた残骸から鉄を取り出して再利用しているのです。
上記の2つの理由で事故車でも値段が付く可能性は十分にあるのですが、最初の理由の場合は、中古車オークションとのコネクションが強い業者、あるいは整備・修理工場を自社で保有している業者が有利でしょう。再販までのコストが抑えられるため、少しでも高い査定を勝ち取るのに有効なのです。
一方、2番目の理由の場合は、海外とのコネクションを強く持つ業者に軍配が上がると思われます。つまり、事故車を査定に出す場合は、「国内流通を目的とした買取業者」と「パーツを海外で販売することが強い業者」の両方に出す方法が有効だと考えられるでしょう。その中で、高く買い取ってくれる方を選んでおけば良いだけですから。
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